まつげのメイクは女性にとってなくてはならないものですが、それ故にまつげが抜ける人も多いようです。まつげが抜けるのは誰しもあることなのでさほど重大なことのように思いませんよね。ではなぜまつげが抜けるのか原因と対策をご紹介します。

【はじめに】まつげが抜ける人は多い

まつげが抜ける原因まとめ!メイクの仕方が悪い?対策は?
(画像=『lovely』より引用)

女性にとってのメイクはまつげに行うものが多く、小さいパーツながらもなくてはならないものです。まつげはボリュームがあるだけで女性らしい顔付きにすることができますし、色気も同様に出すことができる部分です。また、まつげに対して美意識を持っている人は元から綺麗にしようとまつげ美容液を使っている人も多いですよね。

そんなまつげにはマスカラやマツエク、まつげパーマなど専門的な知識を持って行う技術など様々です。しかし、まつげに行うそういった技術が進歩し、浸透してきた中でまつげが以前にも増して抜けるようになってきたと口にする人も多くなってきています。

片目のまつげだけ抜ける人も…

まつげが抜ける原因まとめ!メイクの仕方が悪い?対策は?
(画像=『lovely』より引用)

抜けるまつげが気になる人にとっては大切なまつげが日々バラバラと抜けていってしまえば心配になるところでしょう。また、まつげが抜ける人の中には片目だけ抜ける頻度が高いという人もいるようです。

片目だけおかしいと思うほど抜けてしまうとなると病気などを疑いますが、実はまつげが抜ける原因は至るところに潜んでいます。そもそもまつげは髪と同様のものですから、当然「毛周期」というサイクルがあり、その毛周期によって抜けることは自然なことです。

まつげは個人差がありますが、おおよそ3週間~4ヶ月ほどのサイクルがあり、抜けては生えてを繰り返します。一日3~4本まつげが抜けるのは至って通常のことですから、一日その程度の本数しか抜けることはないという人はまつげの心配をする必要はないと言えるでしょう。

一本一本が細く、デリケートなまつげだからこそ、日々手を加えている心配が尽きませんが、原因をしっかりと知ることによって対策を講じていくことができますよ。

まつげが抜ける原因ってあるの?

まつげが抜ける原因まとめ!メイクの仕方が悪い?対策は?
(画像=『lovely』より引用)

毛周期のサイクルは人間誰しもにあります。男女関係なくあるサイクルですが、まつげが片目だけ抜ける場合や、明らかに抜ける本数が多いといった場合はやはり自然にまつげが抜けていると認識することはできないでしょう。

そのため、異常に抜ける人や、片目だけ抜けるという人は何らかの原因によってまつげがダメージを受けていると考えられます。まつげにかかっているこの負担を減らしてあげないとまつげの再生が追い付かず、抜けたまつげが長い期間生えてこないときもあるのでまつげの抜け方がおかしいと感じた場合は何が原因か探ることが改善に繋がっていきます。

では次はまつげが抜ける原因について触れていきましょう。

なぜ?まつげが抜ける原因①ビューラー

最も考えられる原因としては、メイクの過程で行うビューラーです。多くの女性が行う方法ではありますが、ビューラーはやり方を誤るとまつげにダメージを与えてしまう原因となります。

ビューラーを使うときはまつげの全体をしっかりと挟み、上に綺麗なカールを持たせるようにギュッギュッと圧をかけて行うと思いますが、そのビューラーのかけ方を極端に上に持ち上げすぎていたり、力を込めすぎてまつげに負担がかかっているとデリケートなまつげは当然抜ける原因へと繋がっていきます。

負担がかかっているのが片目だけだった場合、異常だと思うほど片目のまつげだけが抜けてしまいます。目の形によってもビューラーの当て方は変わりますから、片目だけまつげが抜けてしまう人は抜ける片目のまつげをビューラーで引っ張ったりしていたのかもしれません。

マスカラの塗り方にも注意!

ビューラーをした後はボリューム感を出そうとマスカラをする女性も多いですが、マスカラを何度も塗り重ねしたり、ウォータープルーフのクレンジングしにくいタイプのマスカラもまつげにとっては思わぬ他負担になります。片目のまつげだけ抜けるという人はマスカラの塗り方などにも原因があると考えられるでしょう。

マスカラは一度や二度塗っただけではボリュームも長さも出ないと感じている人も多いですが、マスカラはまつげにとって異物を塗られているのと一緒ですから、まつげにとってはマスカラでさえも負担になってしまうのです。もともとまつげは地肌からすぐの場所に毛根があるので、グイグイと上に引っ張りながら重ね塗りしたマスカラはまつげが抜ける原因となってしまいます。

なぜ?まつげが抜ける原因②クレンジング不足

肌の敏感さは非常に気にする人が多い中、まつげの敏感さにはあまり気を遣わないという人も多いでしょう。クレンジングでメイクを落とす際は指やコットンを使ってグリグリと力をかけて豪快に落としていく…といったクレンジング方法をしている人もいるかもしれません。しかし、そんな力任せに落としているメイクはまつげに多大なダメージを与えています。

力一杯グリグリとメイクを落とすとまつげにとっては致命的なダメージの原因となり、そこに加えてしっかりとアイメイクが落とせていないとこれもまたまつげが抜ける原因へと直結します。アイメイク専用のクレンジング剤で部分的に綿棒などを使って丁寧にメイクオフしている人はこれが原因ではないと言えますが、やはり短時間でサッとオフしてしまうような場合はメイクがまつげに残っていることも考えられます。

まつげにマスカラなどのメイクが残ったままにしておくと時間と共にメイクがまつげの上で劣化していくため、まつげが抜ける原因へと繋がってしまいます。

なぜ?まつげが抜ける原因③摩擦

まつげが苦手としているもの…それは摩擦です。むしろまつげにとって最も悪い要因だと言える摩擦は、デリケートな部分である箇所故の原因の一つでしょう。まつげにかかる摩擦はどんなものがあるかと言うと、例えばうつぶせで寝ていたり、アレルギーなどで目を頻繁にこすってしまうことです。こういった生活の中で何気なくやってしまうまつげへの摩擦は片目に与えてしまうことも少なくありません。

一度片目がかゆいと感じたらその片目だけ満足するまで何度もゴシゴシしてしまいますよね。また、うつぶせ寝も両方の目をベッドなどにくっ付けていれば同じくらいダメージがかかりますが、うつぶせ寝でさらに横を向いて寝ている場合は片目のまつげだけ負担がかかるでしょう。

目がかゆいときは目薬をさしても中々我慢することはできません。そのため、目をゴシゴシとかくことでまつげに直接の摩擦がかかったり、まつげ同士が擦っている最中にぶつかり合ってまつげに負担をかけていることになります。

なぜ?まつげが抜ける原因④熱

まつげは髪と同様の性質をしているため、当然熱を与えられることにも弱いです。そのため、まつげにホットビューラーをするのも良くありません。髪はドライヤーの熱などで縮れたり、水分を失ってゴワゴワになってしまいますよね。それと同じで、まつげも熱を長時間繰り返し与えると髪のように弱く、脆くなってしまいます。

また、ホットビューラー専用の道具でなくても、ビューラーをライターなどで温めたりしてからまつげを上げるのもNGです。まつげはどんなに熱い熱を加えても熱さを感じない部分ですから、思いの他熱くなってしまっても気づきにくいのが難点ですが、熱はまつげにとって抜ける原因になるのだと知っておきましょう。

なぜ?まつげが抜ける原因⑤病気

まつげが抜けるという問題はさほど大きな問題ではないと考えている人も多いでしょう。同じ毛である髪が抜けてもうろたえる人は少ないですから、まつげという小さな存在の毛は尚更重大な問題があるとは考えません。

しかし、まつげが抜ける原因の中には病気が隠れていることもあります。まつげの全体を見た際に、まつげの長さがあまりなかったり、量も少ない、そしてまつげの一本一本の毛が細いと感じることがあれば「まつげ貧毛症」という病気が関係している場合もあります。生えているまつげが部分的にないのであれば上記したような原因が考えられますが、まつげ全体を見たときに明らかに生え揃っていない場合は病気のことも視野に入れておきましょう。

まつげの病気になってしまう原因は上記したような長期的なダメージを与えていることに加え、加齢や薬の副作用などの至る問題が重なって起きることもあります。まつげの病気ではないものの、他の病気を治療するために服用していた薬の副作用でまつげ貧毛症という病気に繋がってしまうこともあるのです。

まつげの病気かな?と感じた場合は医療機関で治療することもできるのでまつげの病気は放置せず、まずは相談に行くことが先決です。