◆「マッチングアプリしてるよね?」会社の男性に話しかけられて
ある日、会社で同僚の男性から「マッチングアプリに登録してるよね? この写真ですぐわかったよ。アドバイスしてあげようか」と話しかけられます。
彼は新規登録した女性を全てチェックするほど、マッチングアプリにのめり込んでいるようでした。
その同僚のプロフィールは、別に魅力的なものとは感じなかったそうです。彼は頼んでもいないのに、「美人には相手にされないから、あか抜けない写真の子を狙って『いいね』を送っている』という持論を語りだしました。
すっかり出会い探しが嫌になってしまった美咲さん。withは退会し、婚活をお休みすることにしたそうです。
◆「異性と会う」だけでも消耗し、余裕がなくなりやすい
マッチングアプリには、問題の同僚をブロックしたり、シークレットモードを使って自分のプロフィールを表示させる異性を制限したりして、相手探しを続ける方法もあります。アプリを退会まですることはなかったかもしれません。
他にも「大学生はダメだ、社会人にしよう」「顔で選んで失敗したから、次はカッコよくなくてモテなそうな人を」など、婚活での美咲さんの行動には極端なところがあります。顔で選んだ相手が「失敗」だったとしても、顔がイマイチな人なら内面が優れているわけではないのです。顔も内面も良い人もいれば、外見も内面も凡庸な人もいます。
男友達がいない女性が婚活をして、「こういう男性は合わないからやめよう」と極端な判断を繰り返してしまうケースはよくあります。男友達が数人でもいれば「意識だけ高い大学生っているよね」「空気読めない男もいるよね」ぐらいで流せたかもしれません。
男性がいない環境で過ごして交際経験もない方ならば、だいたいが「異性と会う」というだけで消耗し、余裕がなくなりやすいのです。仕方がない部分はあると思いますが、一度立ち止まって、極端な白黒思考になっていないか自分を客観視してほしいと思います。