「チーズバーガー」から実食していきます。購入した際には、「やっぱり和牛が使われてるし、かなりパンチの強い感じなんだろうな」と味の予想をしていましたが、実際に食べてみると、上質なお肉のおいしさやチーズとの相性の良さははっきりと伝わるものの、意外なほどにあっさりとしたテイストでビックリ。

 パテにはスネ肉が使われているとのことでしたが、柔らかくうま味が強い中に、ちょっとコリコリとしたスジのような部分があるのも個人的にはかなり好みです。

 このパテが、ふんわりとしたバンズやシャキシャキ感のある野菜と合わさることで、食感はかなりハイレベルなものとなっており、満足感がありました。

 ただ、素材の良さを伝えるためか、チーズバーガーと聞いて多くの人が想像するような味に比べると、かなりお上品にまとまっているのは、人によっては賛否が分かれるかもしれません。

店員おすすめの味変はマスタード

卓上調味料。ケチャップ、マスタード、ハイサイソース、ハイサイソース(エクストラホット)、大将軍焼肉BBQソースの5種類(写真:サイゾーウーマン)

 半分ほど食べ進めたあと、商品の提供時に店員さんから味変にはマスタードがオススメだと告げられたのを思い出し、卓上にあった調味料との組み合わせにトライすることにしました。まずはオススメされたマスタードから試したところ、風味は強いものの、あまり酸味はないタイプのマスタードは、「チーズ―バーガー」全体の味をさらにまとめてくれるような相性の良さ。店員さんが推すのも納得でした。

 ケチャップは、その甘さとコクが全体的にあっさりめな味わいにパンチを足してくれるものの、特有の良さが消されてしまうような部分もあり、ちょっと微妙。

 ハイサイソース2種は、かなり尖った唐辛子の味が刺激的なソースで、辛いもの好きな筆者としてはアリな味付けですが、エクストラホットはかなり辛めなので、使う際には十分に注意をした方がいいかもしれません。