ラーメン業界で独自の存在感を放つ「ラーメン山岡家」。出店エリアは北海道と北関東のロードサイドが中心という異色のラーメン店です。業績が絶好調とのことで、実食してきました。
目次
・【山岡家】とは? 利益が2.2倍に急拡大
・【山岡家】行ってみたらすごかった!
・朝ラーメン530円を実食!
・シャワー室まである唯一無二の存在感
※2024年9月26日公開の記事を再編集しています。
【山岡家】とは? 利益が2.2倍に急拡大
1988年9月に「ラーメン山岡家」1号店を茨城県牛久市に開店、 北海道と北関東を中心に店舗を増やし、2024年1月末時点で173店に成長した「ラーメン山岡家」。
同店は出店ポリシーが明確で、公式サイトによると、「100%直営」「ロードサイド店を中心」「大型トラックが利用可能な広い駐車場を用意」「年中無休24時間営業を基本」「食券制」とのこと。この確立されたスタイルにより、リピート率はなんと75%なんだとか。
「日本経済新聞」2024年12月13日付の記事によれば、運営する株式会社丸千代山岡家は、24年2〜10月の税引き利益が前年同期比2.2倍の20億7100万円に急拡大。売上高は同33.5%増の249億4600万円、営業利益は同2.2倍の29億3200万円、経常利益は同2.2倍の30億1700万円とのこと。
ビジネスサイトの「マネーポストWEB」9月20日付記事では、山岡家が鳥貴族とサイゼリヤに並んで「円安、コスト増を跳ね返して高成長を遂げた注目の外食3銘柄」として挙げられています。
また 9月16日からは全国の小売店でカップ麺「ラーメン山岡家 醤油ラーメン」(日清食品株式会社)が発売中と、外食産業の中でかなり注目が集まっているもよう。
【山岡家】行ってみたらすごかった!
平日の午前10時、山岡家にやってきました。大型トラックがビュンビュン通過するバイパス沿いで、近くにはラーメンチェーン「町田商店」「幸楽苑」や、もつ専門チェーン「もつ次郎」や定食チェーン「野郎めし」など有力店も出店しているエリアです。