【嘘をつく人】⑧劣等感【特徴・心理】
男女問わずだれでも人生のうちで嘘をつかずに生きてきた人なんていません。
嘘をつかずに生きてこれた人は存在しないといってもいいと思います。
今までは自己正当、自己顕示欲といったあくまで自分に自信をもっている人が嘘をつく場合を紹介しました。
ですがその逆―――全く自分に自信がない人も嘘を何度もついてしまいます。
その理由としては自分に自信がないから何とか自分をよりよく見せようとして
思わず嘘をついてしまうからです。
自分に自信がなく、かつまじめな人ほど、劣等感(コンプレックス)に常に悩まされています。
其の為自分が他人より劣っている、できない人間だという事実を
どうしても認めることが出来ずに嘘をついてしまうのです。
②で話したように努力家で勤勉なまじめな人が嘘をつくという事で、同じではないのかと思ったかもしれません。
ですが微妙に違います。
②の場合は努力した結果に納得できずもっと認めてほしくて嘘をつくという事に対して、
⑧の場合はまじめで勤勉だけど自分に自信を持てないまま劣等感にさいなまれて嘘をつく、という事です。
つまり、「自分に自信があるかないか」の差です。
例えば、彼氏がいないのにいるふりをする、恋人関係の夜の内容を全く知らないのに知っているふりをする―――つまり、「知ったかぶり」なのです。これ以外にも自分に自信がない事への嘘つきとしては学歴や職歴詐称、自分の職業詐称、女性では年齢詐称などがあがります。
【嘘をつく人】⑨絶対にバレない人がいる【特徴・心理】
そもそも嘘つきのレッテルを張られる人は嘘をついても顔に出てしまったりと、
嘘をつくことに向いていないのです。
中には嘘をついてもそれが本当であるように振る舞い、
会話を進める為嘘つきだとバレない人がいます。
嘘をつく人の特徴のひとつに、絶対嘘つきだとバレない人がいるということです。
そういう人は嘘がばれた時、まるで前もって答えを準備をしていたかのように追及に対して本当の事のように即答できてしまうのです。
本当に見てきたように語るので、追及するほうも指摘するほうもそれを信じてしまうのです。
【嘘をつく人】⑩他人のために嘘をつく【特徴・心理】
嘘をつく人の中には優しい人もいます。
今まで説明してきた嘘をつくタイプの中に当てはまらないのが
「他人のために嘘をつく人」です。
いわゆる「お人好し」「優しい人」「いい人」「面倒見がいい人」
―――こういう頼られたら、受け入れてしまう人は
その抱えられるキャパシティを超えて無理なのに、大丈夫だと嘘をついてしまいます。
本当は無理だけど大丈夫だとつい言ってしまう。――できないけどなんとかやってみます、
と他人のために嘘をつく。
人に対して優しくありたいという、奉仕の気持ちがその人に嘘をつかせてしまうのです。
性格的なものもありますので、気が付いてあげたらフォローしてあげるのがよいでしょう。
【嘘をつく人】⑪盛り上げたくて嘘をつく【特徴・心理】
嘘をつくことはいけませんが嘘をつく人の中には「嘘も方便」という言葉をもとに嘘をつく人がいます。
嘘をつく人の中に、「その場で嘘をついて雰囲気を盛り立てる」という
「汚れ役」を請け負った場合があるのです。
こういうパターンで嘘をつく人の心理は嘘をつく事に罪悪感も後悔もありません。
ただ、刹那的に盛り上がる為に嘘をつくのです。
簡単に言えばクラスのマドンナが体育祭で勝つため、
または盛り上がる為に「男子たちー!リレーで1位になったらキスしてあげる」と嘘をつきます。
男子たちは大いに盛り上がりますし、たとえ嘘でも1位になればいいという考えです。
先ほどの事も本気にしていないし、盛り上がる題材としては一流なのを彼らは知っているのです。
その心理の原本は「なんとか場を明るくしたい」「面白いこと言って場を沸かせたい」という
奉仕とサービス精神からくるものです。
つまり、自分を犠牲にして場を盛り立てたいと考える芸人思考の人が嘘をつきます。
これは女性よりも男性がする傾向があります。