貴方の周りには平気で嘘をつく人や虚言癖で混乱させる人はいませんか?
嘘をついても待っているのはバレた時の侮蔑と信頼の低下。わかっているのに
何故彼らは嘘をつくのでしょうか?
今回はそんな嘘をつく人や虚言癖の持ち主を見ていくことにします。
【嘘をつく人】はじめに【特徴・理由】
そもそもなぜ嘘をついてしまうのか疑問に思う方も多いはずです。
子供のころなら一度や二度、思わず嘘をついてしまった経験があるでしょう。
ですがそれは子供の話。大人になっても嘘をつかずに生きていくのは難しいと思われますが、
年がら年中、嘘をついて生きるなんて苦しいでしょう。
勿論、嘘をつく背景には様々な理由、心理があると思います。
ですが、嘘を重ねただけ虚構の自分が出来ていき、
それが崩れた時の信頼の低下は目に見えている筈です。
嘘をつかなくてはいけなかったり、
切り抜けたりする場面もあるでしょう。
しかしそれが日常茶飯事になってしまったとき、
その人は周りから「嘘つき男」「嘘つき女」「虚言癖」と後ろ指を指されてしまうのです。
実際、嘘に騙されて酷い目に遭った経験をした人も多いはず。
ではなぜ嘘が当たり前になってしまうのか、
今回は、そんな嘘つき人間や虚言癖の人間についてその心理、特徴、理由を13個まとめてみました。
【嘘をつく人】①虚言癖【特徴・心理】
そもそも「虚言癖」とはどういう意味なのでしょうか?
虚言癖はそもそも造語であり、精神疾患の病名ではありません。
何かと嘘をついてしまう人の事を指します。
虚言癖(きょげんへき)とは、どうしても嘘をついてしまう人間の性質をあらわす専門用語で、1891年にドイツの心理学者アントン・デルブリュック(Anton Delbrück)によって提唱された。
病的な症状に関しては、虚偽性障害、統合失調症、演技性パーソナリティ障害、妄想性パーソナリティ障害、反社会性パーソナリティ障害などの症状が関係する場合もある。
人は男女問わず、嘘をつく際はどうしても必要に駆られてしてしまうものです。
其の為罪悪感が残ったり、後で本当のことを言わなくちゃ、謝らなくちゃ、と
良心の呵責が生まれます。
しかし虚言癖をこじらせた人の場合は逆です。
嘘をつくのが当たり前なので、良心の呵責なんて生まれないのです。
息を吸うように嘘をつき、平気で人をだますのです。
虚言癖を持つ人の大半は「かまってちゃん」だといわれています。
ですが虚言癖が行きすぎたり進行するとだんだん病的になって
本当に精神疾患になる可能性があるのでご注意ください。
【嘘をつく人】②承認欲求その1【特徴・心理】
この特徴に当てはまる場合の嘘をつく人の心理は、いたって平凡なのです。
特に誰かをひがんだりするわけでもありません。
むしろ認められたいという願望が強い、
優等生で努力を惜しまないステレオタイプのいい子ちゃんなのです。
それゆえに周囲の人望も厚くて仕事では信頼されて中心にいる人物です。
普通の人が見るなら「え?この人嘘つきなの」と思わず疑ってしまう人でもあります。
信頼が厚く仕事もきちんとこなせるのに何故わざわざ嘘をつくんだろう、と思う人もいると思います。
努力家で頑張り屋の人たちが嘘をつく心理はただひとつ、「自分をもっと認めてほしい」からです。
承認欲求を異常に持つ人、と捉えてくださって構いません。
周囲から認められていてもまだ足りない、
もっと見てほしいと自分の分相応以上の事を求めてしまうので、
嘘をついてしまうのです。
普通嘘をつけばすぐにバレますが、この手の人の嘘は信頼と人望がある為すぐにバレることはありません。
あの人が言うんだから間違いない、と周囲が勝手に同調して賛成してくれるため、
本人もますます虚言が止められず、癖のようにしみついてしまうのです。
【嘘をつく人】③承認欲求その2【特徴・心理】
そもそも誰だって注目を浴びたいもの。
②のように周囲に自分を見てくれる人もいますが、
見てくれる人がいない場合もあります。
つまり周囲において自分の変化を見て「あ、何か変えた?」と聞いてくれる人がいない人も存在します。
そういう人はもっと自分を見てほしいために嘘をついて誇張するのです。
②と微妙に違うのは、②は「認めてほしい」欲求が強いのですが、
③は「見てほしい」欲求が強いという事です。
例を挙げるならば、
肩まで髪を伸ばしていた女性が少しだけ髪を切り少しパーマをかけたとします。
しかしそれについて誰からも声をかけられませんでした。
つまり、「見てもらうことがなかった」のです。
そのため女性は、次の日はわかりやすいように髪を染めてきたり、アクセントやアクセサリーをつけてきたりします。
とにかく誰かに少しでも変わった自分を見てもらいたくて仕方がないのです。
ここまでなら普通の「かまってちゃん」に近いのですが、
嘘をつく人はこれにさらに輪をかけてしまいます。
気にしてほしい、見てほしいという承認欲求が強く満たされずに、嘘をついてまで自分を見るよう画策するのです。
先ほどの例で挙げるならば、
「予約制でなかなか取れず雑誌にも何度も掲載するカリスマ男性美容師に髪を整えてもらった」、とかそういう嘘のつき方です。
周囲の人間は、一度は「へぇすごいねぇ」と、見てくれますが、
次第に「ふーんそうなんだ」と特に反応を示さなくなってしまいます。
他人は嘘だとすぐに見抜いてしまうために
嘘をついてまで述べた内容を本気にしなくなる現実が嘘をつく人を襲います。
その現実に耐えきれなくなった時、さらに承認欲求を求めて嘘を重ねるのです。