11月10日、ソフィー王女とザ・セノタフでの式典に参加したキャサリン妃(写真:サイゾーウーマン)

 先日主催したクリスマス・キャロル・サービスで「こんな一年になるとは思わなかった」と珍しく胸中を語ったキャサリン妃が、米誌「タイムズ」の恒例企画「パーソン・オブ・ザ・イヤー」の候補者に選ばれたことが明らかになった。

目次

・キャサリン妃、「パーソン・オブ・ザ・イヤー」候補に選ばれた理由は?
・キャサリン妃以外の候補者
・イギリス人を中心に反対する声が続出

キャサリン妃、「パーソン・オブ・ザ・イヤー」候補に選ばれた理由は?

 「パーソン・オブ・ザ・イヤー」は、「タイム」誌が行う毎年恒例の特集。良くも悪くもその年に最も大きな影響を与えた人物(もしくはグループ)が選ばれる。1938年にはアドルフ・ヒトラーの名も挙がっているため、必ずしも名誉ある賞というわけではないが、世界的注目度がとても高いことから毎年大きなニュースとなる。

 そんな「タイム」誌の「2024年度 パーソン・オブ・ザ・イヤー」候補者に、プリンセス・オブ・ウェールズことキャサリン妃が選ばれたのだ。

 同誌は、候補者を発表した現地時間12月9日の記事で、キャサリン妃を選んだ理由を「公人のプライバシーと健康についての議論を起こした」人物であり、世界各国でトップニュースとして報じられたからだと説明。

 今年1月、キャサリン妃は腹部の手術のために2週間入院し、しばらく公務を外れるとケンジントン宮殿が発表。突然の報道に、ネット上ではよからぬうわさが飛び交い、メディアもさまざまな臆測を伝える事態になった。

 3月に妃が公式SNSアカウントに子どもたちとの画像を投稿すると、「画像が加工されている」として世界的大手通信社4社が配信を取り消す騒ぎへと発展。直後、キャサリン妃は1月の入院でがんが見つかったため治療を受けると、自分の口から説明する動画を公表した。