確定申告前には経費をチェック
先ほど確定申告の対象となるケースは、20万円以上または38万円以上の利益が発生した場合と解説しましたね。ここで注意したいのが、その基準となる金額は「収入」ではなく「所得」、つまり利益部分であるという点です。
所得とは、ポイントサイトやフリマアプリを通じて得た副業による報酬(=収入)から、副業に必要となった費用(=経費)を差し引いた金額のこと。通信費や光熱費のほか、場合によっては材料費や家賃も経費となることがあります。
例えばフリマアプリでハンドメイドの品を売っている場合などは、経費がかかりますよね。その場合、材料費などの領収証をきちんと保管しておくようにしましょう。
収入を得るために支払った経費が書面に残っており、なおかつ税務署から説明を求められたときに明確に伝えられるようであれば、確定申告のときに経費を計上することができます。「収入は20万円以上だけど、経費を引いたら申告の対象外だった」なんてこともあるでしょう。
気になることは税務署に確認を
副業による所得が一定額を超えると必要になる確定申告。ポイントサイトやフリマアプリで少しお小遣いを稼いだだけなどという無責任な考えはNG。無申告のままでいるとペナルティーが課される場合もあるため、対象となる人は必ず申告しましょう。
申告書の提出期間は2月16日から3月15日まで。もし確定申告で不明な点があったときは、最寄りの税務署に相談を。また、国税庁のHPには確定申告関連の情報やQ&Aが掲載されています。
お小遣い稼ぎにハマっている人は、「副業としてしっかり稼ぐ」か「確定申告が必要ない程度に抑える」か、税金について知識を得ながら一度計画を立ててみるといいかもしれませんね。会計に詳しくなりますよ。
提供・UpU
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