長野県の一人出版社、八燿堂(はちようどう)は、長野ローカル誌『sprout!(スプラウト)』を創刊する。

第1号となる『sprout! 2024 WINTER ISSUE』を、全国の書店・オンラインストア。小売店等で、12月21日(土)より発売開始。電子書籍版も、同時刊行となる。

長野の土地、人、活動の魅力を紹介


『sprout!』は、ローカル、オーガニック、サステナブルをキーワードに、長野県で活動する人たちの声を届けるインタビュー誌。長野の土地、人、活動の魅力を紹介する。

『sprout!』は、2023年にポッドキャスト番組として開始し、今回ムック版をリリースすることに。取材対象だけでなく、編集、デザイン、ライティング、印刷などの制作も長野県在住者、または県に縁のあるスタッフ・企業で行っている。

『sprout!』創刊への思い

同氏の創刊の背景には、宝島社『田舎暮らしの本』にて移住したい都道府県18年連続No.1として長野県が選ばれたこと、2025年4月に学研ホールディングスから『地球の歩き方 信州』が刊行されるなど、大手メディアからも注目を集めていることがある。

しかし、いったい何が魅力なのか?八燿堂主宰の岡澤浩太郎氏は、都心からの交通の利便性や長野にある観光名所や美味しい店ももちろんだが、実際に長野に暮らし、長野で仕事や活動をしている「人」に魅力があることも、大きなウエイトを占めていると感じているそう。


そこで、長野の「情報」だけでなく「人の魅力」も伝えたい。それぞれの人生の歩み、価値観、現在の活動に至るまで、といったストーリーの面白さを紹介したい。

そうした理由から、インタビューをメインコンテンツとするローカル誌『sprout!』の創刊に至ったという。

編集/発行人・岡澤浩太郎氏のコメント


八燿堂を主宰する岡澤浩太郎氏は、1977年生まれ。東京のFMラジオ局J-WAVE、雑誌『STUDIO VOICE』編集部などを経て、2009年よりフリーランス編集者として活動。