しかし、こうしたメンバーやファンの熱意も虚しく、『VIIsual』は前作『Road to A』の初週記録(15.3万枚)を超えられず、初週14.1万枚という結果に終わった。
Travis Japan、ビジュアル対決に否定意見の中……吉澤閑也は「勝てなくてごめん」とお詫び
一方で、今回のアルバムをめぐっては、別のメンバーがブログで謝罪をする事態にも発展した。
発端は、Travis Japan公式Xが4日に告知した「『VIIsual』 発売記念 !! TJビジュ爆発選手権 本日18時開催決定」という企画。現在活動休止中の川島如恵留を除いたメンバー6人のソロカットを2人ずつアップし、「どっちのビジュが爆発してる??」として、ファンに投票を募った。
「アルバムタイトル『VIIsual』(ビジュアル)にかけた連動企画でしたが、実際にはほぼ“人気投票”のようなもの。一部ファンの間でも『「ビジュ爆発選手権」なんて人気投票じゃん。結果が想像つくから面白くない。これって誰が得するの?』と、否定的な意見が上がっていました」(同)
肝心の結果はというと、最終的に中村海人と七五三掛龍也が決勝に駒を進め、2万7,249票中、57.9%の得票率となった七五三掛が優勝した。
そんな七五三掛と予選で戦った吉澤閑也の得票率は、2万2,106票のうち37.4%で大敗。その後行われた「電撃 敗者復活戦」においても、2万7,346票中、松倉海斗と松田元太がともに40.7%だった一方、吉澤は18.6%という得票率だった。
こうした結果を受けて吉澤は、8日夜にFAMILY CLUB webのグループ連載を更新。「投票ありがとうね」とファンにお礼を述べた上で、「いつもこういうので勝てなくてごめんねー」とお詫びした上で、この企画は「そんなガチなやつ」ではないとしながら、「投票のシステムはこの世界では絶対なくならないだろうから、次は勝てるように」と、前向きにつづっていた。