――では、これからはあまり整形はしない…?
アレン:整形はやるわ、今後も!だって、老けたくないし、美しい自分を見てほしいっていう、根底にあるものは変わらないから。でも、前みたいに痛い思いをして手術をずっと繰り返して、どんどん顔を変えないと満足できない、というステージではなくなりました。
◆日々に満足すると、顔が気にならなくなる
アレン:だから、みんなにも気づいてほしい。自分の顔に満足している人って、実生活とかちょっとしたことで幸せを感じているのよ。ちょっとした幸せを感じる環境に自分を持っていくと、意外と、顔って気にならなくなるかもって。
――確かにおっしゃる通りかもしれませんね。
アレン:だからといって整形をやめるわけはないけど、ここからガッツリ切ったり、パーツを変えたりはしないです。あと、みんなのイメージするアレン様からはもう大幅に変えない。“クリマン”(ファンのこと)は今の私に愛着を持ってくれてるし、一心同体みたいになってるから。だから、以前の私のように整形をすることで満足している人には、整形のようにお金がかかるものではなく、もっと身近にあるものの満足感に気づいて欲しいなと思いますね。
そうするとルックスは気にならなくなってくるし、なにより、大変良い意味で、人は自分のことをそんなに見てない。大変良い意味で、あなたが思ってるほどそんなに人は見てないからこそ、もっと自由でいいんです。
――「自分の顔が嫌い」っていう人は、どこかで「自分が嫌い」っていうのはあると思います。
アレン:認められないんですよね。だから、ちょっとでもキレイになった自分に対して「これだったら自分を認められるかも」ってなる。でも、そういうのってどんどんハードルが上がってくだけだから。そんなことより、普通に美味しい食べたいご飯を食べてるだけでも超幸せじゃない?
◆こだわりは“メロ突き上げる唇”