足を組むという仕草には、様々な心理が潜んでいると言われています。そのため同じ足を組む状況であっても、自信たっぷりに見えたり、逆に不安に見舞われているように見えることがあるようです。足を組む心理を、仕草もからめて徹底解剖していきます。
足を組むことで心理が読めるって本当?
仕事やビジネスで足を組む仕草を目にすると、「この人は仕事ができる!」「なんだか自信満々な人だな」と思うのではないでしょうか?
ところが、同じ足を組む仕草であっても、相手や状況によっては、自信どころか不安や不満が伝わってくることもあります。
足を組むという仕草は、相手が男か女か、また状況で心理状態が変わってくるのです。足を組んだ時に、右足と左足どちらが上に来るかによっても心理状態が異なります。
今回は足を組む仕草に隠された心理を13コに分けて暴いていきます。今後気になる相手が足を組んだ時に、どんな心理であるか読めるようになるかもしれませんよ!
足を組む心理を徹底解剖!足の仕草でわかること1
【自分に自信がある】
男性でも女性でも、会社の上司や先輩の前で、ふんぞり返って足を組む平社員はまずいないと思います。それが「失礼なこと」「マナー違反」だという認識があるからです。
ところが、同僚や友達と話している時は、無意識のうちに足を組む人がいます。そんな人たちにとって相手は格下であり、「こいつの前なら、多少の無礼をしても大丈夫」という心理があるからです。
つまり自分が上の立場であり、格下の相手に自信をもつことができるのです。足を組みながらふんぞり返って、しかも腕まで組むとなれば、かなり尊大な態度と言えますね。
先輩・上司問わず、誰の前であっても堂々と足を組めるというのであれば、「ここで一番偉いのは自分だ!」という心理が働いているに他なりません。
足を組む心理を徹底解剖!足の仕草でわかること2
【自己防衛本能が働いている】
ビジネスの会議や、国会答弁などを見ていると、意外に足を組んでいる人が多いことに気づきます。では、彼らは自信たっぷりで、余裕しゃくしゃくなんでしょうか?
逆ですね。上半身は固まっており、全身に力が入ったような様子であれば、かなりの緊張状態にあると考えられます。相手に対してほとんど心を開いていないんですね。
つまり、無意識ながら自己防衛本能が働いていると言えます。また、いつ攻撃されても戦闘態勢に入れるようにしているとも言えます。
ビジネスの会議や国会答弁の場は、ある意味心理戦です。そんな相手に簡単に心を開くことができないのは、容易に想像できます。相手の心の内が判明するまでは、足を組んで自分を守ろうとするのでしょう。
足を組む心理を徹底解剖!足の仕草でわかること3
【自分をアピールしたい・カッコよく見せたい】
足を組んで、スマートに座るモデルは、男女関係なく、否応なくカッコよく見えるものです。そんなモデルの姿に憧れて、足を組む人も多いのではないでしょうか?
実際自分に自信や余裕があるかはともかくとして、あくまで自分をカッコよく演出したいがために足を組むのです。自分の存在をアピールしたいんですね。
自己顕示欲が強いタイプと言え、人に注目されることに多大な快感を覚えます。特に、ひざの上に足首を乗せるようにして足を組むのは、相当のカッコつけと言えます。
この手のタイプは、いかに自分をカッコよくアピールできるかが命です。男女ともファッションやメイクにこだわりがあり、常にカッコよくあろうとする意識が高い分、無視されると露骨に不安気な表情を見せることも多々あるようです。