【解離性同一性障害の特徴】⑯空想癖が人よりはるかに強い

空想というのは誰でもしますよね。
もし空が飛べたら。もし何でも話せるような友達が居れば。何でも受け止めてくれる恋人が居れば…。
こうした空想壁が強いという傾向は想像力の強い子供であれば誰しも持っていますよね。
架空の友人を作ってみたり、目で見たり触れたりすることはできないけれど、想像のなかで一緒に遊んでみたり。
健常な子供であればこうした症状は幼少期頃には消えています。

二重人格の人の特徴21選!心理も解説します!
(画像=『lovely』より引用)

しかし、二重人格の人の症状は少し違います。
空想で作り上げた人物の声が実際に聞こえたり、目で見ることが出来たり、一緒に遊ぶことまで出来ます。
また、こうした架空の友達は幼少期の頃に消えずにずっと残り、思春期まで続くこともあります。
現実との区別がつかないので友人関係に亀裂が入ったり、社会に適応できずになかなか生活が送りにくいということもあります。

二重人格の人の特徴21選!心理も解説します!
(画像=『lovely』より引用)

【解離性同一性障害の特徴】⑰幻聴が聞こえる

空想壁が人よりはるかに強い二重人格の人は、別人格の声が聞こえることもあります。
いきなりどこからともなく声が聞こえますがどこからその声がしているのかもわからず、非常に混乱します。
それは周囲には聞こえておらず、自分の作り出した空想であることがほとんどです。
空想で作りだした人格が不完全な場合には声だけ聞こえるという幻聴の症状が現れるということもあるんですね。

二重人格の人の特徴21選!心理も解説します!
(画像=『lovely』より引用)

【解離性同一性障害の特徴】⑱性別が違う

二重人格とは、全く違う別人格を自分の中に作り上げてその人格が実際に全面に出てきてしまうことを言います。
そのため、実際とは性別が違う人格が自分の体を乗っ取ることもあります。
そうした人格は言葉遣いや仕草も変わることが多く、まるで別人です。
服装の趣味や考え方も全く違うため、男性なら女装をしたり、女性ならいきなり男性のような言葉遣いをすることもあります。

二重人格の人の特徴21選!心理も解説します!
(画像=『lovely』より引用)

【解離性同一性障害の特徴】⑲年齢が違う

二重人格は何も自分と違う性格というだけではありません。
性別も考え方も、年齢ですらも違う場合があります。
自分より低い年齢の人格がはもちろん、自分より年上の人格を作りだすことも可能です。
ですから、年齢の低い人格が突然現れて小さな子供のような言葉遣いをすることもありますし、若者がお爺さんやおばあさんのような言葉遣い、態度をとることもあります。

二重人格の人の特徴21選!心理も解説します!
(画像=『lovely』より引用)