人たらしの人っていますよね。いつどんな時でも、周りにたくさんの人が寄ってきて、どんな人にも好かれるのが人たらしです。人たらしには人脈ができるのでチャンスも巡ってきます。どうすればあなたも人たらしになれるのか、人たらし術をこの記事では伝授します。
人たらしにはチャンスがいっぱい!!
最近よく、人たらしという言葉を聞くようになりましてね。
どんな人とでもすぐに仲良くなって、いいお付き合いができる人のことを人たらしと呼びます。
良い人脈を作るという方法は、プライベートが充実するだけではなくて、仕事をする上でもとても大きな武器になる事は言うまでもありませんよね。
人たらしというのは、人生にたくさんのチャンスを呼び込むことができる、今だからこそ必要な人生術ともいえるでしょう。
この記事では、人たらしの人の意味や特徴について見た後で、どんな方法を取ればあなたも人たらしになって、人生に大きなチャンスを広げることができるのか、人たらし術についてご紹介したいと思います。
あなたも人たらしになる方法を身に着けて、良い人脈を広げてみませんか。
人たらしの本来の意味とは?!
ところで、人たらしという言葉の意味、今では「人付き合いがいい人」という風に良い意味に使われることが多いのですよね。
しかし、もともとの意味はいい意味で使われる言葉ではありませんでした。
「たらし」がつく言葉には「女たらし」「男たらし」という言葉がありますよね。
どちらもいい意味で使われている言葉ではありません。
「女たらし」も「男たらし」も、異性を騙したり、言葉巧みにもてあそんだり、異性関係にだらしない男女の事を指す意味として使われる言葉です。
「たらし」という言葉は「誑し」と書き、辞書的な意味としては「騙す事」「欺くこと」という意味があります。
という事は、「人たらし」という言葉の意味も本来の意味は、他の人のことを言葉巧みに騙したり、甘い言葉で誘惑したりする、と言う意味で使われている言葉でした。
いわば「女たらし」「男たらし」と言う言葉が、異性関係に対してだらしなかったり、騙す行動をとる人に使われるのに対して、「人たらし」という言葉は、同性異性関係なく、対人関係で狡賢い行動をとる人という意味で使われていた言葉です。
本来の意味は、最近の使われ方の意味とは真逆なのでちょっとびっくりしますね。
人たらしの意味がいい意味になったきっかけとは?
そんな、悪い意味で使われていたはずの「人たらし」という言葉が、「人付き合いが上手な人」といったいい意味で使われるようになったのにはきっかけがありました。
「人たらし」という言葉が良い意味で使われるようになったきっかけとなったのは、歴史小説家の司馬遼太郎が「新史太閤記」で、豊臣秀吉が成功した理由について「人たらしの天才だった」と書いたことに由来するといわれています。
百姓の出から、天下人にまで登りつめた豊臣秀吉の出世術で真っ先に思い浮かぶのは、寒い冬の朝に織田信長の草履を自分のふところで温めたという逸話ですよね。
飄々とした明るい人柄で、思いもよらず人を喜ばせる行動に出ることで、どんどんチャンスを作っていた豊臣秀吉の生き様や人生術というのは、まさに「人たらしな天才」と言ってもいいものではないでしょうか。
人たらしの心理的特徴とは?!あなたもなれる?!
あなたも人たらし術を身に着けて人たらしになることができれば、きっと上司である織田信長にどんどんと出世を重ねていき、明智光秀を成敗した後に、誰もが認める織田信長の後継者として、天下統一をはたした天下統一を果たすことができた人たらしの天才・豊臣秀吉のように、人生で大きなチャンスを掴むことができるようになるに違いありません。
でも、人たらしっていうのは、持って生まれた才能や性格なんだから、今更自分に人たらし術を身につけるなんて絶対に無理!なんて思ってませんか。
朗らかに明るく誰にでも隔てなく接するなんていうのは、確かに生まれ持った性格も大きいところです。
しかし、他の人と良い関係を築いて、信用してもらうことが、人たらしの術だと考えれば、決して生まれ持った性格が朗らかなものでなくても、人たらしになることはできますよね。
現代的な意味での「人たらし」と呼ばれる人には、いったいどんな心理的な特徴があるのか、あなたにもなれるものなのかどうかちょっとここから見ていきましょう。