「献芋式」は関係者のみを対象にした開催となるが、同日11:30~15:00には境内にて一般向けに「おいも商品展示ミニ市」を開催。奉納展示として「おいも商品」コーナーを設置し、サツマイモを使用したクッキーやせんべい、和菓子、生イモ「紅赤」「すずほっくり」「安納芋」など、多彩な商品と農産物が並ぶ。
舞殿では「巫女舞」も披露。豊作と商売繁盛のため、神聖な踊りを巫女が舞う。こちらも一般向けに公開されるので、神楽に興味に興味がある人はお見逃しなく。
また、サツマイモ振興のための情報発信拠点として創設された「サツマイモまんが資料館」館長のベーリ・ドゥエル氏と山田英次氏による、展示解説「川越いも歴史文化とイモ商品」も行われるので、見学だけでなく地域のサツマイモについて学ぶこともできる。
川越サツマイモ商品販売コーナーも設置
「おいも商品展示ミニ市」では、並列して川越サツマイモの商品と焼き芋の販売コーナーも用意される。伝統菓子「いもせんべい」をはじめとした商品を販売するコーナーでお土産を選びつつ、焼き芋で心までホクホクに温まるのも一興だろう。
さらに、川越サツマイモ商品振興会企画のもと作られた、イモ風味でほんのり甘みがある「紅赤いも茶」の限定サービスも実施。300人限定で「紅赤いも茶」が試飲ができるので、気になる人は早めにチェックしてみて。
境内では、川越氷川神社独自のおみくじ「いもみくじ」も楽しめる。
サツマイモを半分にした形の張子に入ったユニークなおみくじで、市内の障害者自立支援施設「川越いもの子作業所」によりひとつひとつ手作業で丁寧に作られている。師走を迎え、いよいよ今年も残りわずか。2024年の残りの運勢を占うもよし、来年に向けての運気をチェックするもよし。「紅赤」の長寿力にあやかって、運気アップを狙ってみては。
ちなみに、境内では交通安全キャンペーンとして「反射材」も配布する。