こうした内容が公開された途端、SNS上では公職選挙法に違反するのではとの指摘が相次ぎ、大炎上となってしまったのである。
さらに、人々の関心は折田が以前からSNSにアップしているセレブな日常にも向けられている。実際に彼女のSNSを確認すると、派手な私生活を物語る投稿の数々があるという。
定価でも最低170万円するような高級ブランド・エルメスのバッグ「バーキン」を、大阪の大丸百貨店心斎橋店で購入した際の写真や、同じく高級ブランド、ルイ・ヴィトンのバッグを手に持つ姿の写真を投稿。ハワイや沖縄といったリゾート地へ旅した様子や、高級ホテルでアフタヌーンティーを楽しむ姿など……。
先の親族はこうもいう。
「楓の一家はキラキラしているように見えて、虚勢を張って生きてきたというか、実際のところはドロドロなんです。まぁ、そんな偏った育て方をされたら、彼女のような大人になってしまいますよ」
「彼女の父親は開業医になったけど、異母兄弟との仲が悪くて、取っ組み合いのけんかをするほどで、相続の際ももめましたからね。自分たちの家族がどれだけうまくいっているか、周りに大きく見せたいということなんでしょう。父親は自分の娘を溺愛して、幼い頃からドラムを習わせた、フランスへ留学させた、娘が企業を立ち上げたとか自慢話ばかりする人でね。その娘は娘で、慶應に入学したら同じ学部に芸能人がいたなんて得意気に話すので、田舎にいる親戚たちとも疎遠になっていったんです」
もっとも、折田の優秀さや人柄を評価する声もないわけではない。以前、折田と地域再生のプロジェクトに携わったという人物は、こう指摘している。
「今は結婚して旦那さんも同じ会社で働いているようですが、私が出会った頃の折田さんは独身で20代だった。スタートアップで起こしたばかりの会社のお嬢さん、というような感じで今ほど手広くはやっていなかったと思います。フランス留学、慶應、外資の銀行という経歴を考えたらてんぐになってもおかしくないのに、偉そうな感じは全くなくて腰が低い方でしたよ。仕事のレスポンスも速く非常に優秀。最近のSNSの投稿とは随分と印象が違うといいますか、派手な感じの子ではなかったのですが……」