十年以上ぶりにボディショップで買い物をした今回。商品の廃盤はあったものの、かつてと変わらない定番商品を見つけてうれしい気持ちになりました。
かつて、動物実験廃止を訴えるイラストを用いたショッパーがセンセーショナルでしたが、そこに込められた「人がきれいになるために動物が犠牲になるべきでない」というメッセージが消費者の意識や化粧品業界を変えたのは事実でしょう。
「WWD」24年2月14日付記事によると、イギリス発のハンドメイド化粧品「ラッシュ(LUSH)」の共同設立者兼最高経営責任者は、ボディショップの初期に働いていた従業員だったそう。
同氏が事業破綻を受けて英メディアに寄稿した内容には、「『ザボディショップ』が生み出したものは誰にも奪えない。それがなければ今日の『ラッシュ』はなく、動物実験が人々の関心を引くこともなかっただろう。世界をより良い方向に変えたと言っても過言ではない」と述べているとのこと。
世界的に閉店ラッシュを迎えているボディショップですが、いまあらためて訪れてもらいたいなと思いました。