賛成派は「利便性」「ファン層の拡大」といった理由でサブスク解禁を支持するファンが多く、反対派は「売上の減少」「課金が無駄になる」といったことを危惧する人が目立つようだ。

 サブスク解禁の是非は別にしても、CDの時代は着実に終わりへと近づいている。全国でCDショップの閉店が相次ぎ、今年1月にはタワーレコード秋葉原店が営業終了し、約17年の歴史に幕を閉じた。さらに、TSUTAYAの旗艦店である渋谷の「SHIBUYA TSUTAYA」は今月末からの全フロア改装工事(来春リニューアルオープン予定)に向け、10月16日を最後にCDレンタルサービスを終了。サブスク未解禁の貴重なCDについては、ネット宅配レンタルサービス「TSUTAYA DISCAS」でレンタル可能になる予定としており、リニューアル後の店舗ではCDレンタルコーナーが消滅する。

  こうした時代の流れに合わせて旧ジャニーズもサブスク完全解禁に乗り出すのか、それとも以前と変わらぬ独自路線を突き進んでいくのだろうか。もし旧ジャニーズまでサブスク解禁となれば、いよいよCDは「過去の遺物」となりそうだ。