Hey! Say! JUMPが、10月24日に初のデジタルEP「P.U!」をリリースする。これが「旧ジャニーズ楽曲のサブスク完全解禁」のきっかけになるのではと期待され、ファンが盛り上がっている。歓迎一色かと思いきや、ファンからは「CDの売上が落ちる」「無課金オタと同じになるのが嫌」といった反対論もあり、賛否両論となっているようだ。

 EPはシングルよりも収録曲の多いミニアルバムのようなもので、メンバーの伊野尾慧が出演するドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)の主題歌「それぞれ。」などが収録される。今作について、薮宏太は「我々にとっても革新的」などとコメントし、デジタル配信への本格進出をうかがわせた。

 現在の音楽界はサブスクサービスが全盛となっているが、旧ジャニーズでは嵐や.ENDRECHERI.(堂本剛)などの一部例外はあるものの、大半のグループの楽曲はサブスクで聴くことができない。CDオンリーで勝負するグループがほとんどという独自路線を貫いており、ファンは推し活としてCDを複数枚購入することが珍しくなく、それがオリコンなどの売上ランキングでの旧ジャニーズの圧倒的な強さにつながっていた。