カナメストーンとパンプキンポテトフライは、準々決勝で当然のようにバカウケをさらい、当然のように敗退してワイルドカードに回った。

 2組のネタ選びについて、25日更新のPodcastラジオ『真空ジェシカのラジオ父ちゃん』の中で気になるエピソードがあった。

「まさかカナメさんが、裏拍のネタをやるとは……」そう切り出したのは、真空ジェシカの川北茂澄。体調不良のガクに代わって出演していたママタルトの2人も、笑いながら賛同している。この3組は、営業やライブで頻繁に共演する間柄だ。

 ママタルト・檜原洋平は、カナメストーンが『M-1』に向けた調整ライブという位置付けである舞台でも「裏拍」を何度も披露していたことを指摘し「なんてカナメさんは常にお客さんを楽しませてくださる、素晴らしい先輩なんだ」と感じていたといい、それが『M-1』に向けた本ネタの調整だとは思っていなかったと明かした。

 また、大鶴肥満も準々決勝直前のライブで出演者のほとんどが『M-1』用のネタを叩く中、カナメストーンがまた「裏拍」だったため、「もう『M-1』用の(別の)ネタは調整しきっていて、この場のお客さんを笑わせるためだけにやっている」と感じ、感銘を受けたのだという。