今後ママタレントの活躍の場が増えていくならば、具体的にどんなタレントたちが躍進していくのだろうか。

「ママタレントの要素として欠かせないのが『親近感』です。芸能人でそれなりにお金持ちではあるのだけど、視聴者と同じ目線を持っていることが何よりも重要です。現在のママタレ界のトップは、元モーニング娘。の辻希美さんや藤本美貴さんと言われていますが、いずれも豪邸に住みながらも、一般の主婦感覚は忘れていない。元々そんなに“芸能人らしい”タイプでもないということで、まだまだ人気は続くでしょう。また、同じく元モーニング娘。でいうと、中澤裕子さん、保田圭さん、石川梨華さんなど、実際に子育てをしているメンバーも多く、彼女たちも仕事を増やしそうです。ちょうど現在30代から40代くらいの世代は、中澤さんや辻さんなどが所属していた頃のモーニング娘。を見ていた世代なので、より親近感も湧きやすい。2024年はモーニング娘。OGが再ブレイクするかもしれません」(制作会社スタッフ)

 さらに、品川庄司の庄司智春の妻である藤本のように、“芸人の妻”も仕事を増やしている。その筆頭が、ジャングルポケット太田博久の妻である近藤千尋だ。

「近藤さんは若いママ代表というイメージ。いわゆる“天然”でどちらかといえば“おバカ”な雰囲気ですが、モデルとしても支持も得ていて、同世代からの憧れの対象でもあります。お笑い系の企画はもちろんですが、ファッション系を含めたワイドショー的な企画でも活躍できるというのも高ポイントですね」(同)