ちなみに「新巻鮭」が冷凍保存食であるのに対し、「塩引鮭」は塩をすり込んだ鮭を低温発酵させたもの、という違いがある。この機会に食べ比べて、味わいの違いを実感してみよう。


また、鮭をはじめとするグルメも会場では楽しめる。「鮭汁」提供もあるので、鮭のうま味がしみ込んだホッと温かいスープを味わってみて。

買い物で景品をゲットできる大BINGO大会

会場内の店舗で買い物をすると参加できる大BINGO大会も13:30から開催される。


1,000円以上買い物をする毎にビンゴカード1枚を進呈。景品には、宮古市内ホテルで国の名勝「浄土ヶ浜」の絶景を有する「浄土ヶ浜パークホテル」のペアチケットや新巻鮭、日本酒など、豪華な景品が用意されるとのこと。地元特産品の鮭を買って、食べて、楽しみながら、今年最後の運試しに挑戦してみては。

海山の豊かな自然と歩んできた宮古市

岩手県沿岸部のほぼ中央、本州では最東端に位置する宮古市は、海岸部には国の名勝・浄土ヶ浜を有する「三陸復興国立公園」、山間部には高山植物の宝庫として名高い北上山地の最高峰・早池峰山を中心とした「早池峰国定公園」があるなど、海と山の自然豊かなことが特徴だ。

その自然の恵みは、海の幸・山の幸の豊富さからもうかがえる。宮古沖は鮭や生ウニ、真ダラなどの海産物やワカメなどの海藻類が多く水揚げされるほか、ワカメ・コンブの養殖も推進中。農産物においては、夏期冷涼で冬春期が湿暖な海洋性気候を生かして、ブロッコリー、きゅうり、ピーマン、キャベツなど多彩な野菜を栽培している。

現在の宮古市は2005年に宮古市・田老町・新里村が合併し誕生とまだ新しい街だが、同市姉ヶ崎付近の台地には縄文時代の貝塚跡「崎山貝塚」や、かの有名な牛若丸こと源義経が実は北方へと逃げ延びていたとされる「義経北行伝説」を裏付けるような社寺をはじめ数々の義経ゆかりのスポットがあるなど、歴史深い一面も持つ。