一般道に降り、その地域のガソリンスタンドで給油をし、道の駅や商店で飲食や買い物、または宿泊をして、お金を落としてもらう仕組みです。三陸沿岸道路をドライブすることで、地域経済と復興支援にも貢献していることになるわけです。
三陸沿岸道路を走っていると、「道の駅」の案内看板を目にすることが多いです。道路の整備と共に、新設またはリニューアルされた道の駅も多く、インターチェンジからも、さほど遠く離れていません。地域密着型の道の駅は、高速道路のSAよりも地元のお土産はもちろん、地物野菜やB級グルメなどを楽しめる良い機会になるでしょう。
三陸沿岸に近いこともあり、生け簀が設置されている道の駅などもあります。新鮮な魚介類がお手頃価格で手軽に購入できるので、お土産にもおすすめです。遠方の場合は、宅急便での送付も可能です。
また、道の駅によっては、屋内遊具のあるキッズコーナーや日帰り温泉施設、展望デッキがある施設など、それぞれに特徴がある施設もあるので、立ち寄りながら新たな発見をするのも楽しいですね。
ただし、注意点が一つ。道の駅は、17時や18時に閉まるところが多いので、食事や買い物を予定している場合は、お早めに。トイレはどこも24時間使用可能となっています。
給油について
道の駅とガソリンスタンドは、併設されている場所が少ないので注意が必要です。インターチェンジ付近1kmないし2km範囲に、スタンドがあることも多いですが24時間営業ではない場合も多いので、給油は早めがおすすめです。
ハーフインターに注意
三陸沿岸道路を走るうえで、覚えておきたいことがあります。三陸沿岸道路には、ハーフインターチェンジが多く存在します。ご存じない方のために簡単に説明すると、高速道路のインターチェンジは通常、上り線の入口・出口、そして下り線の入口・出口の4方向にアクセスできるのが標準的な構造です。