MCを務めたニューヨークは、「まさか清川くんのようなタイプのピン芸人が優勝するというのが、またおもしろかったです。賞レースの歴史が動きました」と絶賛した。
審査員を務めた芸人たちも賛辞を惜しまない。
マヂカルラブリー・野田クリスタルは「審査員の中でも、2本目のネタはあるのかという話をしていた。2本目のほうがいろいろやっていて、度肝を抜かれました」と語り、かもめんたる・岩崎う大も「お笑いはオリジナリティーが大事。(芸歴)5年以内で誰を見本にして、どういう笑いに憧れているのかわからないところをやっているのはすばらしいと思いました。この先が楽しみすぎます」とコメントを寄せた。
芸歴4年目にして大道芸とナンセンスコントの融合を披露して見せた清川だが、この日は見せなかった「紙切り芸」も持っている。またひとり、“吉本の宝”が花開こうとしている。
(文=新越谷ノリヲ)