奇しくも同時期に同じフジテレビ出身の2人のフリーアナウンサーが、上場企業の社外取締役に起用されている。6月25日に内田恭子アナが保育所や幼児教育施設を運営するKids Smile Holdingsの社外取締役に、同29日には中野美奈子アナが四国電力グループの四電工の社外取締役にそれぞれ就任した。
「彼女たちに白羽の矢が立ったのは、局アナ時代の経験や社会活動などを通して得られた知見を買われてのことなのでしょう。中野アナに関しては、四電工が彼女の出身地で現在も住む香川県の企業であることも大きい。ただ、2人ともフジ時代は局の看板を背負うほどの“アイドルアナ”だっただけに、人気も知名度も抜群です。学歴もあり、華もある女子アナを社外取締役に起用すれば、広告塔の役割も担ってもらえますしね」(経済誌編集者)
フリーアナが社外取締役に就任するのは企業にとっても収まりがいいだけに、過去にも元NHKの草野満代アナ(オンワードホールディングス)や元TBSの竹内香苗アナ(SBIホールディングス)などが、社外取締役に就いてきた。特にこの1~2年はフリーアナに限らず、芸能人や元スポーツ選手などの女性有名人が、東証プライム上場企業の社外取締役に就いている。
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