しかし優勝後、慶應に対して批判的な声が寄せられたことにより、ラジオ番組で感情が爆発。『選手を責めるのは違うんじゃないか』『(声援に押されたというのは)仙台育英に失礼じゃないか』など、およそ4分にわたって号泣しながら思いの丈を述べました」(ネットニュース編集者)
『Nスタ』では常に冷静沈着で、笑顔を絶やさない井上アナ。熱いメッセージは世間に届くかと思いきや、反応は冷たかった。
「“選手を責めるのは”という指摘ですが、ネットで批判されていたのは応援団。もともと誰も選手は責めておらず、まずそこが間違っていた。また、仙台育英云々に関して言えば、声援がプレーに影響したかどうかは育英の選手のみぞ知るところ。“慶應側の人間が言うな”という話です。そもそも慶應のゴリ押しに多くの視聴者が嫌悪感を覚えていた。そのタイミングで慶應OBのアナウンサーが感情を露わにして私見を述べたことで大炎上となりました」(同上)
こういった世間の反応に敏感にならざるを得ないのは『Nスタ』の関係者だ。井上アナはホラン千秋とタッグを組んですでに6年が経つが、番組は決して楽観的な状況にはない。
「夕方のニュース戦争は、『news every.』(日本テレビ系)が盤石のトップで、『Nスタ』と『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日系)が2番手グループ。『Live News イット!』(フジテレビ系)は厳しい戦いが続いていましたが、MCが加藤綾子から宮司愛海に変わると数字が伸びてきて、日によっては『スーパーJチャンネル』や『Nスタ』を上回るようになってきました。『Nスタ』はコロナ期間中は堅調でしたが、コア層に強い『イット』に食われている状況です。