でも、味覚なくても塩分過多とか体によくないので、そこらへんは太陽くんにケアしてほしいところ。雨ちゃんは将来的には触覚もなくなって痛みを感じなくなったりするので、骨折したまま歩き続けたりしますからね。五感を失う人と暮らすためには、そういう愛情だけでは思い及ばないところまで学習する必要があるわけで、ちゃんと本とか読んでほしいと思いました。
さらに朝食を食べ始めてすぐ、太陽くんの携帯のアラームが鳴って、そのまま仕事へ出かけてしまいます。ドラマでは描かれませんが、雨ちゃんはこのあと一人で、味のしない朝食を食べることになります。生命維持のための単なる作業と化した食事を終えてから、太陽くんの食べ残しをゴミに捨てて、2人分の食器を洗うことになる。これ、今回のドラマでもっとも泣ける場面だと思うんですけど、そういうところは描かれないんですよね。つくづく、ツボが違うわーと感じるシーンです。
というか、味噌汁の味見しなかったり食器をそのままで仕事に出かけちゃったり、ケアどうこうより他人と暮らすの向いてないと思うよ、太陽くん。