松屋外観(写真:サイゾーウーマン)

 牛丼御三家の一角である「松屋」。純利益が41%減と苦境に立たされている同チェーンが現在、店舗限定で「チーズバーガー丼」なる珍メニューを販売中です。店舗を訪れ実食してきました。

目次

・【松屋】純利益が41%減!
・【松屋】ネットで賛否「ニンニク野菜牛めし」、続く「チーズバーガー丼」とは?
・【松屋】850円「チーズバーガー丼」の中身は?
・「チーズバーガー丼」実食!
・「チーズバーガー丼」テスト販売の段階かも?

【松屋】純利益が41%減! 

 「吉野家」「すき家」と並び、牛丼御三家の一つに数えられる「松屋」。フラッグシップメニューである「牛めし」を始め、鉄板で調理される「牛焼肉定食」や「カルビ焼肉定食」などが人気を集める同チェーンですが、現在苦境に立たされています。

 11月5日に運営元である株式会社松屋フーズホールディングスが発表した2024年4~9月期の連結決算では、純利益が前年同期比で41%減の7億8300万円と低迷。

 売上高は、同じく前年同期比で23%増の723億円、営業利益は同じく17%増の18億円と増えたものの、牛肉をはじめとした食材の輸入コストや、人件費の高騰が減益の理由とされています。

【松屋】ネットで賛否「ニンニク野菜牛めし」に次ぐ「チーズバーガー丼」とは?

店舗の壁には、「チーズバーガー丼」をアピールする垂れ幕がありました(写真:サイゾーウーマン)

 そんな「松屋」と言えば、10月1日に発売した「ニンニク野菜牛めし」(並盛790円、税込み/以下同)なるメニューを店舗限定で発売し、ネット上で賛否を集めたことも。

 いわゆる「ラーメン二郎」のインスパイア系牛丼として発売された同メニューは、「うまく二郎系を作り出してる」「二郎好きならアリ」というポジティブな評価もあるものの、「この世で一番まずい」「塩辛すぎて食べられない」など、否定的な声も相次ぐ事態となり、注目を集めました。