絶景ドライブルートとして知られる町道瓶ヶ森線や、フォトスポットとしても人気の岩間沈下橋、「仁淀ブルー」が堪能できる安居渓谷など、車で行くのにぴったりな高知でおすすめの絶景ドライブスポットをご紹介します。
1. 町道瓶ヶ森線
町道瓶ヶ森線は、自動車メーカーのCMロケ地にもなっている、全長27kmの絶景ドライブルート。標高1,300m~1,700mの尾根沿いを縫うように走るため、「UFOライン」とも呼ばれており、天空の道として話題となっています。
アケボノツツジの名所としても知られており、春にはツツジ、夏には新緑、そして秋には美しい紅葉を眺めながらのドライブが楽しめます。ただし、11月末~4月上旬までは冬季閉鎖となります。
2. 四国カルスト
カルスト地形とは、主に石灰石で造られた大地が、水(雨水や地下水)に侵食されてできた特異な台地のことです。日本のカルスト台地はとにかく広々と広がる草原、山脈、そして侵食されて地表にむき出しになった石灰岩が特徴。
そんな日本のカルスト台地の中でも“日本三大カルスト”の一つに数えられるのが「四国カルスト」。高知県と愛媛県との県境にあります。海抜1,485mという高さの「天狗の森」を頂とする、緩やかに起伏した高原で、ドライブで訪れるのにもぴったり!広大な絶景が広がります。
四季折々の自然の変化が見られますし、もし可能であれば、ぜひ高原で一泊してみてください。夕方は赤く染まる空に台地、明け方の澄みわたったクリアな空気、そして真夜中の満天星は、とても見応えがあります。
3. 足摺岬
四国最南端に位置する岬である足摺岬。『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』では、「足摺岬」と「足摺岬からの眺望」が二つ星を獲得しています。展望台からは270°以上の視界が広がり、アーチ状にみえる水平線から”地球は丸い”ということを実感できるほどの絶景が広がります。
また例年1月下旬~2月末日に真っ赤な椿が咲き誇り、見頃にあわせて「足摺椿まつり」も開催。約15万本ものヤブツバキが自生しており、延長2,000mに及ぶ自然遊歩道は「椿のトンネル」として親しまれています。