◆椿の自宅は4人にとって“絶対に安全な領域”
彼らが集うのは、決まって椿の自宅。世間の当たり前からズレている自分に生きづらさを抱き続けるこの4人にとっては、絶対に安全な領域。ここなら安心できる。
社会のルールや規範にしばられず、自由に自分が思うままに会話ができるコミュニティなのだ。ここでの会話はすこし独特。自分たちにしかわからない暗号のような言葉を投げ合う。まるで世界には、彼ら4人しか存在していないかのような印象を受ける。
第1話でほとんど知らない者同士だった彼らが、気づけば同志として集まるようになった。外の世界で日々経験する心苦しさから解放されるために。本来の自分として生きるために。
基本はリビングでの会話が中心になるが、ドラマは毎回、静かに育まれる。
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