ニキビがあるときの日焼け止めとしてのホホバオイルの効果
一般に販売している日焼け止めクリームは油分が多く含まれていることが多いです。
顔にニキビやニキビ跡があるときに日焼け止めクリームを塗ると油分で悪化してしまう心配があるときに、ホホバオイルで紫外線対策をすることができます。
ホホバオイルには紫外線の吸収を抑え、急激な日焼けによる顔の炎症を防ぐ効果があります。
日焼け止めとしてホホバオイルを使うときの注意点
日焼け止めとしてのホホバオイルの効果は一般の日焼け止めクリームと比べると弱くなっています。
顔にニキビやニキビ跡があるときに余計な油分をとりたくないときには効果がありますが、長時間の外出、海岸や高原などの紫外線の強い場所で日焼けをしたくないときには日焼け止めクリームを使用したり日焼け止めのサプリを飲んだりして、しっかりと紫外線対策をしたほうが良いでしょう。
ホホバオイルでニキビが悪化する?
ホホバオイルに限らず、どの化粧品でもスキンケアをするときに正しい使い方があります。
間違った使い方をするとニキビが悪化してニキビ跡が残ってしまうこともあります。
ホホバオイルでスキンケアをするときの使い方は、肌になじませコットンで拭き取ったりしますがその時に強くなじませたり、ゴシゴシと拭き取ると肌を痛めニキビが悪化する原因になってしまいます。
ホホバオイルは少量で効果があるので、大量に顔につけるのも注意が必要です。
ニキビが悪化してできるニキビ跡の原因
ニキビ跡の赤みの原因
ニキビ跡が赤くなるのは炎症して壊れた組織を修復するために毛細血管がニキビ跡に集まりおこるもので、人間がもっている自然治癒の力が働くからです。 この場合は肌の代謝が正常に行われれば自然に消えます
ニキビが悪化してニキビ跡が残り黒ずみの原因になるのは
①ニキビが悪化して炎症をおこしたり、同じ場所に何度もニキビができて炎症をおこすと、皮膚の組織が壊れて黒くなり、ニキビ跡が残る原因になる
②ニキビを手で潰すと、指などについている細菌がニキビの中に入り炎症が悪化して黒ずみ、ニキビ跡が残ってしまう
③肌表面のニキビがなくなっても内部に炎症が残った場合はニキビ跡が赤くなり、そのままにしておくと黒ずみなどの色素沈着をおこす
ニキビ跡の赤みは早く治すことと、ニキビ跡が悪化して色素沈着をおこし黒ずみなどにならないようにスキンケアが重要になります
ホホバオイルはニキビ跡にも効果がある?
ニキビ跡が悪化してしまったときのスキンケアに重要なのは
①紫外線対策をする
太陽の紫外線を浴びるとメラニン色素が増え黒ずんでいるニキビ跡が色素沈着をおこし悪化してさらに黒くなってしますので、しっかりと紫外線対策をする必要があります。
②肌のターンオーバーを促す
肌の新陳代謝を促すことで色素沈着をおこし悪化してしまったニキビ跡を薄くすることができます。 ビタミンAやビタミンEが血行を促進し肌の新陳代謝を高める働きがあります。
ホホバオイルにはビタミンEやビタミンAが豊富に含まれています。
豊富な栄養素が肌の新陳代謝を促し、ターンオーバーを正常にしてくれます。
抗炎症作用や抗菌作用もあるので、ニキビの原因のアクネ菌にも作用して菌の繁殖を防いでくれます。
また紫外線の吸収を抑える働きもあるので、ニキビ跡が悪化しないためのスキンケアに適しています。
ニキビ跡のケアにホホバオイルを使用するときの注意点
精製されたホホバオイルは製造の段階で栄養素がなくなってしまっているので、ニキビ跡のケアには無精製のホホバオイルの使用をおすすめします。
ニキビケアには肌に直接働きかけるスキンケアが一番効果がありますが、ニキビを作らないようにするためには、十分な睡眠や規則正しい生活リズム、バランスのとれた食生活も重要になります。