つみたてNISAを始める前に

「つみたてNISA」を始めるにあたっては、専用口座が必要となります。口座開設には1人1口座の決まりがあり、多くの金融機関で「つみたてNISA」の口座を取り扱っているので比較検討してみましょう。

口座を開設したら、いよいよ投資信託の商品を選びます。投資信託は、「インデックス運用(ファンド)」と「アクティブ運用(ファンド)」に大別されます。

インデックス運用は、「日経平均株価」など特定の指標(インデックス)に連動した値動きをするよう運用されているのに対し、アクティブ運用は運用のプロが独自に銘柄を選択・配分して、指標を上回る成果を目指しています。

「つみたてNISA」の対象となる商品では、このインデックス運用とアクティブ運用のそれぞれにおいて「株式型」と「バランス型」があり、さらに株式型にも「国内」と「海外」などファンドが分類されます。

これらのファンドはそれぞれに特徴があって、調べ始めると「おもしろい!」と感じる人もいれば、「結局どれにすればいいの?」と悩んでしまう人もいるかもしれません。

金融機関によって取り扱う商品が異なるので、購入時に窓口で相談するほか、インターネットでの購入を考えている人は、投資スタイルを診断してくれるサービスを利用してみるのもいいでしょう。

ただし前述の通り、「つみたてNISA」の対象となる商品は、コストが低くおさえられており、リスク分散されているなど条件が設けられていますが、どの投資信託にも元本割れとなるリスクがあることは理解しておきましょう。

さっそく、つみたてNISAを始めてみよう!

社会人となって間もないうちは、「投資は難しそうで、どうやって始めたらいいかわからない」「資産運用なんてまだ早いし、自分には関係ない」と考えている人も多いかもしれません。

一方、冒頭で紹介した通り20代・30代で「つみたてNISA」をはじめとした投資をスタートしている人が多いことも事実。資産運用について考えることは、経済や社会の仕組みを学ぶことにもつながるでしょう。

「つみたてNISA」は多くの金融機関で取り扱っていますので、まずは現在利用している銀行などでチェックしてみましょう。

提供・UpU

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