広島県東広島市のエムエイチは、広島発の新ブランド「−KIKOU−喜幸(きこう)」から、東広島のブランド食材「黒瀬のクロウナギ」や広島の天然あなごなど特産品を使用し、天然木のわっぱに詰め込んだ「わっぱめし」を、11月11日(月)に発売した。
食事は体をつくるもの、健康を促す料理であれ
広島発「KIKOU」の「わっぱめし」は、「黒瀬のクロウナギ」や広島産あなごなど、国産のブランド食材を詰め込み、器に至るまでこだわった「心華やかに」彩る逸品だ。
「食事は体をつくるもの。健康を促す料理であれ」という師匠の教えを受け継ぎ、食を提供してきた料理長(代表取締役)・宮岡睦尚氏。KIKOUの誕生により、これまで広島でしか味わえなかったこだわりの「わっぱめし」を全国に届けられるようになった。東広島から日本全国や世界へ、アレルギーのある人や宗教的に食べ物に制限のある人など、誰でも美味しく食べてもらえるよう力を尽くしている。
東広島のブランド食材「黒瀬のクロウナギ」
「黒瀬のクロウナギ」は、酒どころ東広島市黒瀬町の地下水を利用し、無投薬で約一年半かけてゆっくりと育てられる。地下水をくみ上げろ過循環することで、天然の綺麗な川に似た環境で育てることができ、臭みがなく、旨味と脂身のバランスの取れたうなぎになる。
長年うなぎの養殖は難しいとされ、ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されている現在、健康に美味しく育てることができる「黒瀬のクロウナギ」は、二ホンウナギの資源回復の一助になる。
この「黒瀬のクロウナギ」を、外はカリッと香ばしく、中はふっくら一尾一尾丁寧に焼き上げた「うなぎわっぱめし-上」と
「うなぎわっぱめし-特上」の2種がラインアップしている。
広島のご当地グルメ「あなごめし」
広島では、牡蠣筏(かきいかだ)で牡蠣を育てる過程で、穴子の餌となる小魚や甲殻類が豊富に生息することから、古くから天然の穴子がよく獲れていた。明治時代からは、あなごの蒲焼きをごはんにのせたあなごめしが、宮島を中心に販売され始め、現在では広島のご当地グルメとなっている。