そうした声について間宮も思うところがあったようで、9月25日にドラマの公式X(旧・Twitter)でアップされた動画の中で、「正直、いろいろ言いました。はい、自覚あります(苦笑)。いろいろ言いましたけど」と制作側に異論を訴えていたことをほのめかした。
そんな間宮の発言に、ネット上では「やっぱり間宮くんもこのドラマの脚本、なんか変だと思ってたよね。正直に言葉にする間宮くん、本当に偉いと思う」「終わった後に、主役がこういうネガティブなことを言ってほしくなかった」と賛否が飛び交うことになった。
視聴率不振にはさまざまな要因があるはずだが、主演俳優が負う重責は想像に難しくない。理不尽にも「主演作が低視聴率だった」というイメージがしばらくついて回ることは避けられず、俳優が複雑な思いを抱えるケースも珍しくないだろう。
主演を避ける傾向にあることを明かしたオダギリは、「一緒に死んでもいいと思うほどの作品でないと主演したくない」とも語っている。そんな彼が主演・プロデュースを務めるウェブドラマ『僕の手を売ります』が10月27日からFOD・Amazon Prime Videoで配信予定だ。脚本と監督を担当するのは、映画『パビリオン山椒魚』『南瓜とマヨネーズ』に続いて6年ぶりのタッグとなる盟友、冨永昌敬。この作品には、オダギリの並々ならぬ思いが詰まっていることは間違いなさそうだ。