──歴史エッセイスト・堀江宏樹が国民的番組・NHK「大河ドラマ」(など)に登場した人や事件をテーマに、ドラマと史実の交差点を探るべく自由勝手に考察していく! 前回はコチラ
『光る君へ』、次回・第29回「母として」のあらすじを見てみると、「任地に戻った宣孝(佐々木蔵之介さん)だったが…」とあるので、史実に即せばまひろ(吉高由里子さん)には早くもシングルマザーのフラグが立ちました。また、次回は為時(岸谷五朗さん)が越前守の任期を満了して都に戻ってくるようです。「越前国守の再任かなわず」とあらすじにはあるので、失意の帰京という描かれ方になるのでしょうか。
その一方で、為時がまた「無職」に戻るので、道長(柄本佑さん)は、「帰京した為時に子の指南役を依頼するが、為時は断ってしまう」ともありますね。