◆少女漫画と現実は違う!フィクションから得た情報にしばられている
さきさんは自分の恋愛観を変えるにはプロの力を必要とすると気づき、継続講座に参加してくれました。そこで改めて、さきさんの恋愛に対する考えを聞いていきました。
さきさんは女子中~女子大育ちで、特に男性と関わることなく過ごしていました。
大学で他校のサークルには入ったものの、近くに男性がいることに慣れておらず、基本女友達と行動し、社会人になっても男性と関わることが少ないそうです。
さきさん「彼氏がいる女友達もいて、うらやましい!と思っていました。だから、早く彼氏がほしいなと思っていたし、実際かっこいい男性にときめいたんです」
筆者「じゃあ、もっと近づきたい、仲良くなりたいと思って行動したんですか?」
さきさん「いや、女性からアプローチするのは違いますよね。」
筆者「女性が男性にアプローチするのは違うんですか?」
さきさん「少女漫画とかのキュンな展開って、男性からアプローチですよね。だから、私も男性からまずアプローチしてほしいんです!」
筆者「それは、さきさんの思い込みですよ!少女漫画は、あくまでフィクションです。その男性に、さきさんという女性がいることが伝わらなかったら気付いてもらえません。きっかけは自分でつくっていいんですよ。」
さきさんはリアルでの恋愛経験がないため、恋愛の情報は少女漫画などのフィクションからの影響が大きかったのです。
さきさんが受け身で行動できないのは、フィクションの展開にしばられていたことが原因です。