◆そもそも芽キャベツはキャベツと別モノ!
はじめに、芽キャベツとはどのような野菜なのかを確認しておきましょう。
見た目から想像できるようにキャベツの仲間であるものの、普段食べているキャベツの初期(結球しはじめ)ではありません。まったく別の品種で、16世紀にベルギーで生まれた野菜です。フランス語名は「シュー・ドゥ・ブリュッセル(Chou de Bruxelles:ブリュッセルのキャベツ)」。
そしてユニークなのが、結球している時の姿。通常のキャベツは、てっぺんの芽の部分(頂芽)が結球しますが、芽キャベツは茎部分の葉の付け根部分に小さな球が50~60個ほどびっしりとできるのが特徴です。
キャベツの原種を品種改良して作られた品種で、キャベツのみならず、ブロッコリーやカリフラワーなどと同じ仲間になります。
それでは次に、食べるべき理由を2つ挙げながら、芽キャベツの魅力を紹介していくことにしましょう。