◆恐怖!届いた荷物に写真が入っていて……

荷物に写真
「彼の家を出てから、彼からの連絡は拒否していました。でも、新しい生活から1年ほどが経った頃、友人経由で彼から『残っている私の荷物を送りたいから、住所を教えてと』いう連絡がきました。

 私は彼が怖かったので、それでもしばらく無視していたのですが、『いいの?大事にしていた物を忘れているよ』とまた連絡がきて。どうやら彼も引っ越しの荷造りをしているようでした。それで、実家の住所を伝えて、実家に荷物を送ってもらいました」

 実家に送られた荷物を開けた愛菜さんは、恐怖で震えたそう。

「彼が送ってきた箱の中には、私の物ではない本やタオルが詰め込まれていて……。その荷物の間から、昔2人で海に遊びに行った時に撮った写真が挟まっていました。もう怖くて気持ち悪くて仕方がなかったです」

「いつまでも彼に振り回されているのは、自分の意思の弱さのせい」と当時をふりかえる愛菜さん。今後はしっかり自分の意思を持って、周りに意見を伝えられるようになろう!と強く思ったと語ります。

<取材・文/maki イラスト/パウロタスク>