◆モデル活動当初は「私だけ研修生のような感覚」
――モデルを始めてみて、どうでしたか?
木下:『PINKY』は若くからモデルをやっている子たちがたくさんいたんですよ。年齢は近いのに積んできたキャリアが違うので、みんな仕事に対しての向き合い方がしっかりしていました。私は大人たちがいるなかに一人学生がいるような、そんなプレッシャーはありました。
――ギャップを感じていたことも?
木下:モデルは華やかな部分だけが目立ちますし、それに対して憧れを抱く人は多いと思います。しかし、実際は厳しい世界だと実感しました。しっかり切り替えないとそれが撮影で表れてしまうので、オンとオフの自己管理は大変でした。
あとは、ポージングに集中しようとすると表情がこわばってしまったり……。表情とポージングが連動できるまでに時間がかかって、現場では私だけ研修生のような感覚で過ごしていましたね。