23日放送のTBS金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』は第5話でした。

 前回までは、説教パートが雑だし言ってることは全然アプデされてないし、クドカンはタイムスリップやりたいだけで“昭和の価値観で令和を撃つ”みたいなことは全然やりたくないのでは? と書いてきましたが、今回は一転、概ねやりたいことだけやってる感じでした。ただ単に、おもしろいだけの話。

 このドラマに社会派なホニャララを求めている諸兄には明らかな中だるみ回でしょうけれど、こっちのほうが見てられるなぁと思います。やっぱり、すごく窮屈な感じだったんですよね、テーマ性とか社会的なメッセージみたいなものが。振り返りましょう。