◆Aさんの勤務先が支払った明細
Aさんの勤務先が支払った明細は以下です。
・初期費用(加盟金)1,900,000円…小規模法人プランで契約
・月会費(毎月)15,000円…開業3カ月後から発生
・アカウント使用料(毎月)3,800円…担当者1人毎に発生
・ホームページ代(毎月)5,500円…加盟本部と提携している企業へ支払う
毎月のランニングコストは合計24,300円ぐらいだったそうです。
◆「知り合いに片っ端から声かけて」マルチ商法のような研修
開業してすぐに加盟店本部から、本社(東京)で開催される対面の新人研修に参加するように言われます。Aさんは「WEBで完結じゃなかったの?」と思ったそうです。その時、東京都では緊急事態宣言が発令されていて、毎日のように1万人を超える感染者が出ていました。そんな中、往復約2万円の交通費を出して東京に行きました。
本社で同時期に開業したという人たちに会いました。40代半ばのAさんより、年上の人が多かったそうです。研修後に任意参加の口コミ集客研修が案内をされ、Aさんはそちらにも参加することにしました。
口コミ研修の内容は、知り合いに片っ端から声をかけて独身者のリストを集めろ、既婚者なら独身者の紹介を依頼しろというもので「まるでマルチ商法だな」と感じたそうです。職場に独身の同僚もいましたが、問題が多いのも知っていたので結婚相談所を勧める気にもなれません。