◆陣痛促進剤の激痛が襲うも…

陣痛促進剤の激痛が襲うも…
 すでにグッタリ疲れている野々宮さんでしたが、朝から早速陣痛促進剤を投与。1時間くらいで、味わったことのない痛みが野々宮さんを襲います。

「点滴して1時間くらいで、痛みがあっという間に強くなって。叫ばないと耐えられないくらいの痛さにずっと耐えました。けれど数時間経っても子宮口は開かず、まだ2センチ。途方にくれました」

 実際に分娩台にあがれるのは、子宮口が8センチ以上開いてから。2センチくらいなら、まだ普通に生活している妊婦さん程度。激痛に耐えているのに先が見えず進まないお産に野々宮さんは疲弊してしまいます。

 朝から促進剤を入れて、もう午後2時を過ぎていました。苦しみに耐えて数時間経っても、子宮口はわずか3センチ。

 この痛みにずっと耐えるのが辛すぎて、様子を見に来た女性医師に、このままお産が進まないと、どうなるかを尋ねたところ、ものすごく上から目線の答えが返ってきたそうです。