「夫の実家に行くのがとにかく憂鬱」「ゆっくり休むどころか、座るヒマもなく働かされる」など、長期休暇の前に気分が沈む妻は多いといいます。令和の今も日本中で繰り広げられる、女性だけこき使われる悪しき習慣に、思い切ってNOを突きつけた女性に話を聞きました。
「年末の夫の実家への帰省は、一年で一番疲れ果てるイベントです」と語るのは、埼玉県在住の加須美保さん(32歳・仮名)。
「4歳年上の夫は長男で、実家は年末年始にひっきりなしに親戚が集まってくる“本家”です。『本家の長男の嫁』という最悪のコンボで、家事から来客のもてなしはして当然。さらにおせちの準備や、夫の実家の大掃除の主戦力にされて、夫に子どもたちのお世話をお願いしても、結局『ママ~』って寄ってきちゃう。もう、疲れるために帰省しているようなもんですよ」