◆血管のために毎日取り入れよう

「人は血管とともに老いる」と本書。元気な毛細血管は「内皮細胞」と「壁細胞」がしっかりと接着しているといいます。その接着を強くするのが老化制御の秘訣。ここでスーパー調味料の登場です。

 ひとつ目はヒハツ。ロングペッパー、インドナガコショウとも呼ばれ、日本では沖縄県などで同属のシマコショウが栽培されています。「ヒハツ摂取後約10分で、皮膚表面温度がみるみる上昇する」という研究結果も出ているそうです。ヒハツはコショウの代わりにもなり、スーパーでも入手可能です。

血管のために毎日取り入れよう
 ふたつ目はシナモン。お菓子やケーキでおなじみですが、漢方では「桂皮」と呼ばれるれっきとした生薬です、冷え性や胃腸のもたれなどを改善し、ヒハツ同様に血行促進効果ものぞめます。ヒハツもシナモンも、日常的に利用できるのが最大の魅力。これらを積極的に活用して、身体の内側からケアしていきましょう。