◆歯みがきをあなどるなかれ
普段何気なくやっている習慣も、見なおすことで将来に格段の差が出ます。まず歯みがき。「歯周病」とい言葉はポピュラーですが、怖さやリスクを熟知している人は少ないかもしれません。歯周病とは簡単にいうと、「歯と歯肉の境目に歯石や歯垢などのプラークが溜り、歯周病関連菌が繁殖し、歯肉の炎症を引き起こす病気」。
とはいえ進行すると、「歯周病関連菌が歯肉から血管内に入ってしまい、毒素が全身の血管に慢性炎症を引き起こし、動脈硬化を悪化させる」というのです。もはや問題は歯だけではありません。口腔内の健康は、自分の目だけでは判断できないため、後回しにしがち。気づいた時にはかなり症状が悪化していた、というのは実はよくある話。健康診断の一環として、歯科検診とクリーニングはせめて半年に一度は実施したいです。