世の中は思っているよりも狭い、と思ったことはありませんか? 職場の同僚に共通の知人がいたり、意外な人と思わぬつながりがあるのは、けっこう多いようです。今回お話を聞いた浅井ようさん(仮名・30歳)は、思わぬところで大失敗してしまったひとり。何があったのでしょうか。
◆地元の友達と恋バナで口が滑る
「帰省した時に、久しぶりに会った女友達と飲み会で恋バナになりました。いま付き合っている彼とは倦怠期だったので、ちょっと愚痴まじりでいろいろ話したんです」
久々に顔を会わせたのは、高校時代同じクラスだった友人たち。地元で就職しており、都内で働いている浅井さんとはふだん接点がありません。
「付き合っている彼のことを知らないからこそ、話せることってあるじゃないですか。彼とは付き合いが長くなり、嫌いなわけではないけれど、デートも盛り上がらないし、結婚の話題にもならないし…今後付き合いをどうしようかなと思っていたのですが、つい『それと、顔がいいから別れるのがもったいないし』とぽろっと本音が出てしまいました」
そう、浅井さんの彼氏は、周りも認める超イケメン。「彼氏、イケメンだよね」といろんな人に言われるほど。