◆彼に自慢の食材で作った料理を披露
香澄さんはつきあっている彼に食材へのこだわりや料理のできる自分をアピールしたくて、何度も家で料理を振る舞ったそうです。その日も夕方前に香澄さんの自宅に招かれた彼は、インターホン越しにいつもの笑顔を見せました。その日、ちょうどオーガニックの野菜が宅配ボックスに届いていたことを思い出した香澄さんは、ピックアップを彼に依頼します。
「5分程待っても彼が上がってこなかったのでLINEを入れたんです。そうしたら、彼は途中で仕事の電話が入って話し込んでいたらしく、それからしばらくしてダンボール箱を抱えながら上がってきてくれました」
彼が運んできたダンボールには、色とりどりの野菜や食材が詰め込まれており、香澄さんは目を輝かせます。
「やっぱりオーガニックじゃないとダメね。スーパーのに比べて生き生きしてるし!」