◆(3)資生堂「スポッツカバー ファウンデイション(H100 ベースカラー(部分用))」部分用2色、全体用4色/1,320(税込)

シミコンシーラー
 あざややけどの跡、傷跡までもカバーするとされているコンシーラー。資生堂ではファンデーションに分類されていて、部分用と全体用とがあり、後者のほうが若干やわらかなテクスチャーで伸ばしやすいのが特徴的です。

 逆にこちらの商品は、かなり硬めのテクスチャー。気になる部分にピタッと密着しやすく、全体用よりもカバー力に特化しているのでピンポイントでのカバーに優れています。

◆(4)セザンヌ「ストレッチカバーコンシーラー 01 ライト系」全2色/660円

シミコンシーラー
 水や汗、皮脂に強いウォータープルーフ処方のリキッドコンシーラー。ピタッと密着してヨレにくく、小ジワに埋まりにくく、崩れにくい使用感です。伸びがいいので広範囲にも使いやすいです。01 ライト系は、明るめのベージュです。

◆47歳の肝斑とシミがカバーできるのはどれ?比べてみた

シミコンシーラー
 今回はブラシなどのツールは敢えて使用せずに、指で適量をのせ、ポンポンと気になる部分に軽く叩き込むように塗りました。

 その結果について、レポートします。

シミコンシーラー
 手早く簡単にシミや肝斑をカバーするのに優れていると感じたのは、キャンメイクでした。スティックなので直接塗ってぼかすのも楽でした。ただ、粘度があまりないテクスチャーのせいか、指付けのせいか、マスクを着用する方は擦れて落ちてしまう可能性が高く、持ち運びの必要性を感じます。この結果を逆手に取って、筆者は外出先でのお直しに使用しています。

 逆に密着力が高く、最も筆者のシミや肝斑をカバーしたのは、資生堂。テクスチャーが硬めなので、指付けの場合につい塗りすぎてしまう心配もなく、ムラにもなりにくく、使いやすいと感じました。ただ、カバー力が高いだけに、多く使用したり、広範囲に使ったりすると、厚塗り感が出てしまう印象がありました。