このアプローチ法は、女性がやりがちなミスである。
『あいの里2』男は「女の一途」を大して喜ばない
女性読者の方々は、「一途なアプローチをして何が悪いの?」と思うだろう。ただ、これは本当に女性目線の考え方だ。女は男に「一途にアプローチをされたい」と思う。だから自分も男に対して「私は一途ですよ」という態度を見せようとする。
驚きの事実かもしれないが、男は女に一途になられたとしても大して喜ばない。なぜなら男は「オンリーワン」よりも「ナンバーワン」が好きだからだ。
男心をもっともくすぐるのは「あなただけよ」ということを伝えることではなく、「あなたが一番」と態度で伝えること。つまりこのケースでいえば、ギタりんとの時間を作ったうえで、あきぽんと2人になった時に「やっぱりあなたと一緒にいるのが一番楽しい」などと伝えるのがベストというわけだ。
女は自分がほかの女と比べられることを死ぬほど嫌うため、「男も同じ」だと思い込んでしまう。違うのだ。男は比べられたほうがうれしいのだ。
『あいの里2』男は「オレのほうが優秀なオスだろ!」とアピール合戦している?
生物学的にも女は「選択する性」といわれ、男は「競争する性」といわれる。ほかの男たちと常に競争し、女に選ばれるために「オレのほうが優秀なオスだろ!」とアピール合戦をしているのが男という生き物なのだ。
だから、婚活中の女性は男をガンガン比較したほうがいい。そのうえで「あなたが一番」と付け足せば、結婚に近づいていくだろう。
結果的にちぃとあきぽんはうまくいったが、もっと確実に関係を築く方法があったのだ。
まあ、その後のギタりんの暴走で、ちぃはギタりんに2時間近く説教をしたわけだから、結局、ギタりんにも時間を使っていた。それがたまたま良い方向に傾いた可能性もあるだろう。
もっと言えば、ギタりんへの愚痴をあきぽんにこぼし「やっぱりあなたが一番」感を伝えていれば、あきぽんとの関係はもっと深まっていただろう。オンエアされていないだけで、こういうやりとりもあったのかもしれない。