『ONE PIECE FILM RED』『THE FIRST SLAM DUNK』が大ヒット

「東映アニメーションの映画といえば、昨年から今年にかけて上映された『ONE PIECE FILM RED』が最終興収203.3億円、『THE FIRST SLAM DUNK』が最終興収157.3億円と大ヒット。日本歴代興行収入で、前者は第8位、後者は13位にランクインしています。昨年はそのほか『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』(同6月11日公開)も最終興収25.1億円と好成績で、『映画 デリシャスパーティ プリキュア 夢みる お子さまランチ!』(同9月23日公開)は最終興収8.7億円でした」(同)

 一方、『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』以外で、今年公開された東映アニメーション映画というと、『映画 プリキュアオールスターズF』(9月15日公開)と『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』(10月27日公開)が挙げられる。

「両作品は12月14日時点でまだ上映中ですが、すでに終了している『劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos 前編/後編』(6月9日/6月30日公開)は最終興収不明で話題になっていた印象もありません。好調な東映アニメーション作品として、また国民的アニメとして、かなり寂しい結果となりました」(同)